日本写真映像用品工業会が果たした大きな役割と貢献

日本写真映像用品工業会による2015年の写真用品の生産と輸出の統計は、財務省日本貿易統計及び経済産業省動能統計を調査して定期的に行われているものです。統計品目は統計や廃止が行われることによって項目内容に多少の変更が加えられることがあります。
2013年からレンズ交換式カメラが出荷台数を顕著に伸ばしており、カメラの小型、高性能化は目覚ましいものがあります。市場では女性をターゲットにした小型軽量ボディのミラーレスカメラをはじめ、夜間での撮影や高速で動く物を捉える性能は格段に向上しており、写真の楽しみ方が無限に広がっています。特に近年では、スマートフォンの普及に伴いデジタルカメラ市場にも大きな変化が訪れており、スマートフォンのカメラ機能がさらに向上することによって、その変化スピードはさらにダイナミックになっていくと予想されています。
日本写真映像用品工業会による調査で写真用品の生産高や輸出高を見ると、世界的なデジタルカメラ市場縮小のあおりを受け、生産量の減少を招くという結果になっていることが分かります。2015年度は、円安が進み原材料費の上昇、電気料金の高騰によって生産コストも打撃を受け難しい経営の舵取りとなっています。
とはいえ日本写真映像用品工業会では、近い将来に実現する12か国による環太平洋戦略的経済連帯協定TPPの実現や穏やかな回復基調を見せる日本経済に期待しており、着実に上昇する日本の輸出高にも貢献できるものと考えています。それゆえに、写真映像業界ではさらなる発展と業績向上のために、協力団体や関係団体、所轄官庁とも協力し努力していくことが大切になってきています。

日本写真映像用品工業会は、写真映像業界では2大フィスティバルとも呼ばれるフォトイベントに主催、協賛しており、関係各所と共に写真映像業界の更なる発展に積極的に関わっています。
まずは2015年2月12日からパシフィコ横浜で開催されたフォトイベントCP+に協賛しました。このフォトイベントは、カメラ映像機器工業会CIPA主催のイベントで、今年は「フォーカス!フレームの向こうにある感動」と題して、過去最高の6万7千人余りの来場者数を記録しました。出展社数も131社と予想を上回る規模となりました。
次いで、6月2日から東京ビックサイトで開催されたフォトイベントPHOTONEXTは、「ワクワク感に胸躍るーようこそ新しいPhotoWorldへ」と題するものでした。このイベントでも出店者数は116社を数え、来場差数も2日間開催に関わらず3万人近くを記録しました。日本写真映像用品工業会では、こうしたイベントに積極的に関わり、受付窓口にて写真映像用品関連資料などを無料配布し、出展者誘致でも大きな役割を果たしました。
こうした活動や配布した冊子、資料等は関係各所だけでなく、訪れた個人写真愛好家や販売店などあらゆる方面から評価されており、今後も写真映像業界の認知のためにも継続していく姿勢を取っています。
また2015年で3回目となった、WEBフォトコンテストでは6千6百点を上回る応募があり、撮影者の年齢、性別、使用したカメラやレンズのデータを集計して、今後の購入予定製品のアンケートも含めて、各関係会社にデータをフィードバックすることで意味あるコンテストとなりました。日本写真映像用品工業会は生産、輸出調査のデータをはじめ、こうした細部にわたる実態調査でも多大の貢献をしています。

日本写真映像用品工業会による、2015年度の生産動向によると写真映像用品は、リーマンショックがあった2008年をピークに減少傾向にあります。前年度のカメラ生産出荷の減少影響もあり、前年比でマイナスとなっています。特に減少が顕著なのは、電子せん光器でデジタルカメラの高性能化の影響を正面から受け、年々大幅な減少が続いてます。
カメラのフィルターは、各社ともに、ミラーレスなど交換式カメラや交換レンズが増加し、数量は微減にも関わらず単価アップしているため、金額では前年比でプラスに転じています。
三脚もカーボン製三脚を各社ともに市場導入し、生産競争もあって前年比で金額はプラスとなっています。
写真用引き伸ばし機は、フィルムからデジタルへの変化に伴って減少傾向となってきましたが、2015年においては下げ止まりと見られています。その他カメラ用バッグや他のカメラ用品は、デジタルカメラ自体の生産減少によりマイナスとなっています。
日本写真映像用品工業会では、国内における写真映像用品の統計だけでなく、各国に対する輸出高もデータ化しています。カメラ用品の減少は世界的な傾向にあり、上位5か国の合計輸出金額も28パーセントのマイナスとなっています。上位5か国とは、上からアメリカ合衆国、中華人民共和国、香港特別行政区、ドイツ、オランダの順となっています。
この統計は、電子せん光器、フィルター、写真用引き伸ばし機及び投影機の主要三項目の合計であり、今後の発展に期待したいところです。

一般社団法人 日本写真映像用品工業会
http://www.jpvaa.jp/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

最新投稿記事

  1. 都心部においては土地の価格が上昇していて、地方とは比べものにならないほどに価格が上がっていることがあ…
  2. さいたま市 痩身・脱毛を検討中の方は、宮原のエステサロンameniteをご存知でしょうか。効果的な痩…
  3. 浦壁伸周は1989年に青森で生まれ、地元で育ってきました。彼は、自分の人生がある程度決まっているとは…

アーカイブ

ページ上部へ戻る